MOON. RENEWALのネタバレコーナー
今回、ちょっとした息抜き気分でプレイしていたので、あまり細かいメモは取っていなかったんですよね。でも、ちょっと失敗したかなと思いました。なんか、いいレビューが書けそうだったので。
まあ、終わってしまったものは仕方がないという事で、取りあえず中身に入りましょう。
まあ、表のレビューでも書いたのですが、切ない場面の練りこみ方は見事ですね。由依と晴香のエピソードは中々に凄かったですよ。特に、晴香のエピソードで、良祐が死ぬシーンは、数ある死亡オチ（そんな言葉あるのか？）の中でも指折りの名場面だと思います。一応Ｈシーンの分類に入るんですけど、必死で良祐に気持ち良いといわせようと言葉を掛け続ける晴香の健気な姿がとっても印象的でした。
あと、印象に残ったシーンと言えば、ミンメスでの回想シーンでしょうか？ いろいろあるパターンの中でも、あの「木」の場面が一番インパクトが強かったですね。正直、「うわ……なんちゅうきつい話や」と思いましたね。
ちょっと、お気に入りのキャラクターを挙げます。
とりあえず、ヒロイン系３人の中では、エンディングで出てきた撥ね髪の女の子……ではなく（笑）、由依が一番良いと思います。三人の中では一番子供っぽいのに、いざという時には、結構しっかりした事を言っているのがいいですね。
それ以外のキャラクターでは、名前のない少年が結構好きですね。最後まで、嫌味の無いキャラクターだったのが非常に好感が持てました。もし最後に、あの少年が少しでも嫌味を持たせていたならば、多分ゲーム自体の評価を落としていたでしょうね。そこで、美しさに徹底できていたのはさすがといえるでしょう。
でも、このゲームで何が一番よかったかというと、やっぱり終わらせ方なんじゃないかと思います。まあ、友里も良祐も、名前の無い少年も死んでしまうという物語がハッピーかと言えば多分違うでしょうけど、主要３人がちゃんと生き残っていて、それぞれが明るく仲良く暮らしているとは重要だと思います。どれだけ中盤ダークに走っても、終わり良ければ全て良しとも言えるのですからね。
あと、おまけモードが凄かったですね。まあ、時間が無いので最後までやらなかったのですが、おまけにＲＰＧを入れるとは、正直驚きました。
さて、そろそろ纏めましょうか。
個人的に、このゲームはやっぱりもっと前にやっておきたかったなというのが感想です。やっぱり、数年前のゲームで長さ的にも物足りなかったのですが、当時ならもっと喜べたんじゃないかと思います。ゲーム環境も普段より悪く、早く終わらせようと特にメモも細かく取らなかったために、その魅力について上手く書き切れなかったのは残念でした。
まあ、当然ながらやらないよりは、ましでしたがね。