いちょうの舞う頃 |
![]() やってみて、やっぱり発売当初にやっておくべきだったと後悔しました。文句なしに、いい出来です。 4人のヒロインの中にはなぜか同級生がいなくて、上級生2人と下級生2人に分かれています。このあたりがちょっと珍しいですね。 評価の方を順番でして行きましょう。 ゲームシステムとは直接関係ないのですが、このゲーム、CD2枚組で片側がわずか70メガ程度しかありません。少々音楽を削れば1枚に収まりそうですが、あえてそれをしなかったところがいいですね。 その音楽ですが、全体的に落ち着いた良い感じの曲が揃っていました。若干メインとなる音が弱い曲があった気がしますが、ゲームを盛り上げるという点ならまったく問題なしですね。特にゲーム後半を盛り上げる数曲は、見事なものがありました。ゲームを10点評価するなら、多分これで2点はプラスされると思います。 ただ、個人的に気に入っている曲は「小人さん」なんだけど…。 難易度は、選択肢は決して少なくはないけど、無難な選択をしていればまずミスはしないという、比較的低い難度のものです。「簡単だから、ゲームとして面白くない」というのじゃなくて、ゲームと物語のバランスを考えるのであれば、絶妙のバランスだったと思うのですが。 肝心の物語の本筋もなかなかのもの。残念ながら「このシーンがツボにはまった」と言うのはありませんでしたが、ツボの付近ならいくらでも突いてくれました。 このゲームがデビュー作というTypesですが、なかなかに隙を見せないゴールデンルーキーのようですよ。このゲーム、新作ともに、一度プレイしてみるのも良いのでは? |
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