ボクシング観戦記

2001年8月14日 明石産業交流センター


今日は地元の大久保駅前でボクシングの興行があったのでそちらに……。

ネットで確認した試合時間と実際の開始時刻にずれがあり、行ったときには既に試合は始まっていたのが残念だった。

いつものように観戦記と行きたいところだが、今回は連れがいて喋りなからの観戦だったので、あまりはっきり覚えていないんですよね。メモ帳のモバイルは電池切れだし……。(充電したばかりのはずだのだが……電池自体が消耗したかな?)

という訳で、覚えていると所だけにします。

森本浩幸×橋本秀俊
開始早々いきなり森本がダウンを奪われる。しかし、森本はその後奮起し、ガードの甘い橋本を攻め立て逆転KOした。

宮路昌和×喜多村哲司
手数の多かった喜多村が判定勝ちを納めた。

村上了介×村上裕
珍しくも同姓の対決。応援するジムメイトも困惑していた。
3ラウンドTKOで村上(了)が勝ったのだが、村上(裕)は最後、肩の関節がはずれたようだった。

児嶋芳生×福井茂人
福井が疲労とダメージでへばってきた4ラウンド開始早々、村上のアッパーがまともに入ったところでレフェリーが試合を止める。

広瀬孝幸×タオソン・シスソバ
前ボクシングを見に行ったときにも試合をしていた広瀬の登場。
負けも多いが勝った試合は全てKOというハードパンチャーが、期待通りの試合をしました。
1ラウンドこそは落ち着いた試合展開でしたが、2ラウンドにはいると広瀬の猛攻が始まる。
2度のダウンを喫したタイ人は、テンカウントを取られた後も30秒はうつ伏せに倒れたまま身動き一つしないほどのダメージを受けていました。

戎岡淳一×サイソン・スリプラジャン
ダブルメインイベントの1人目、戎岡兄弟の弟、淳一の登場。
6勝しているものの、KO勝ちがない戎岡弟だが、この日はボディ攻撃が冴える。明らかに、この間見たときに比べて強くなっている。
このボディーを基点とした攻撃にタイ人はたじたじ。早々とKOしてしまった。
とてもこれまでKOがなかった選手とは思えない攻撃でした。

戎岡彰×カンチット・キャットゲイジャ
一番最後の試合です。戎岡兄弟の兄、彰の登場です。
戦跡が28戦20勝(4KO)7敗1分と、申し分ないのだが今ひとつぱっとしない感があるのはなぜでしょうか? 特に、最近東南アジア系の選手とばかり試合をしているような気がする。
もっと日本ランカーと勝負して、日本のタイトルぐらい取って欲しいのだが……。
対戦相手のカンチャットは、タイ2位の選手だそうで、戎岡にとっては格上になります。戦跡も13勝を上げており侮れません。
また、以前のガヤモ戦の再現かと思いきや、戎岡が公約どうり「滅多打ち」にしました。
しかし、このカンチャット、なんか笑える。試合中に左手をぐるぐる、右手をぐるぐる。明らかに挑発している。(応じて挑発し返す戎岡も戎岡だが)
一番笑えたがの4ラウンド。2度目のダウンを喫した後、すぐ起ち上がったと思ったら両手を上げて元気をアピール。
……したかとおもったら、結局構えないでそのままカウントアウトされた。
やる気あんのか(^^ゞ
まあ、戎岡勝ったからいいけどね。

全体的に見て、KOの多い大味な興行でしたね。
4ラウンド以上行った試合なかったですし。見ている側はおもしろかったですけどね。

試合に勝った後、引き上げる戎岡彰選手

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